MBA留学には授業料はもちろん、生活費、受験費用など何かとお金がかかります。
しかし、忘れがちなのが渡航などに関わる初期費用です。地味に結構な出費になります。
MBA留学にかかる初期費用についてまとめてみました。
初期費用は日本出国までに必要なお金と入国後にかかるお金に大きく分けられます。
Contents
日本出国までに必要な費用
航空券
海外に行く場合は航空券が必要です。格安航空券もたくさんありますし、早めに予約すると安いので、出国日はなるべく早く決めると良いでしょう。
保険
海外に滞在するなら保険は必須です。留学生が加入する保険はだいたい以下に分けられます。
- 日本の海外保険に加入
- 海外の現地保険に加入
- 留学先の学生保険に加入
留学先に提携している保険がある場合は、そこが一番良いかもしれません。海外の現地保険は日本の海外保険に比べて格安ですが、カバー範囲などが当然異なりますし、日本語での利用はできないことが多いです。
家族帯同(特に子供連れ)の場合は日本の海外保険に加入するのがおすすめですが、人数が増えると100万円を余裕で超えてくるので、吟味が必要です。
懐事情や在校生と相談して決めると良いと思います。
退去
海外の家は家具付きのことが多いので、ベッドやソファなどを送る必要はあまりないと思います。
しかし、日本ではこれらの粗大ゴミは回収にお金がかかります。トランクルームに預けることもできますが、その費用も安くはありません。
住民税(退職の人)
私費留学で会社を退職する場合は、住民税が自動引き落としではなくなり、自分で支払う必要があります。
住民税の納税通知書は退職手続きをしてから数ヶ月後に届くため、すでに留学先にいるタイミングで納付をしなければなりません。
結構な金額を取られるので、日本円を確保しつつ、親などの家族に支払いを頼むなどの準備をしておきましょう。
海外引越
単身の人であればスーツケースのみで渡航する人もいますが、多くの人はダンボールを送ったり、引越業者に頼むことがあると思います。
どちらにせよ、海外に何かを送るということはかなりお金がかかるので、持っていく物はしっかり吟味すると良いでしょう。
ビザ申請
学生ビザの場合は在日大使館で申請が可能なことも多いです。申請費用はだいたい数万円ですが、予防注射や戸籍謄本、パスポートの更新など付随する費用も地味にかかります。
入国後ににかかる費用
無事に入国したあとも何かとお金がかかります。
仮宿
学生寮などの場合は渡航前から家が決まっていることもありますが、多くの人は現地に来てから家を決めると思います。
仮に家が決まるまで1週間だとしても、それまでの間、滞在先を確保しなければなりません。ホテルやAirbnbなどの費用は地域差が大きいですが、相場を事前にチェックしておくと慌てなくて良いでしょう。
敷金や仲介手数料
賃貸を借りる場合は、日本と同じく敷金や仲介手数料が発生します。それぞれ3ヶ月くらい取られることも多いので、海外引越の初期費用はかなり大きな出費です。
もちろん不動産業者などを通さずに自分で決めることもできると思いますが、時間がかかる可能性もあります。
初期費用と家が決まらないリスクのバランスはよく考えると良いと思います。
家具
ヨーロッパでは家具付きの家も多いので、家具付きの家を見つければ家電や家具などを買う必要はありません。
しかし、最低限自分の生活に不自由しない程度には揃えるためにはお金がかかると思います。
どれだけお金をかけるかは人次第ですが、何かとお金はかかるので少なくとも数十万から100万円くらいはかかると考えておくと良いと思います。