MBA留学は受験にもお金がかかりますし、授業料に加えて、現地での生活費も含めるとかなりのお金が必要になります。
そんなMBAはアメリカ発の学位ですが、最近は日本の大学でもMBAを取得することができるようになりました。
さらに、通学ではなくオンラインで完結するオンラインMBAも増えてきています。
今回は日本で取得できるオンラインMBAについてまとめてみました。
Contents
オンラインMBAのメリット
オンラインMBAのメリットは大きく三つです。
費用が安く抑えられる
一つ目は留学する必要がないので、安くMBAを取得できることです。
海外での留学生活は授業料に加えて、渡航や現地での生活費など何かとお金が必要となります。
MBA留学は授業料だけでも少なくとも数百万かかり、海外での生活費などを考慮すると1000万を超えることも少なくありません。
オンラインMBAであれば、渡航費や生活費などが大きくプラスされることはありません。
スクール選びの幅が広がる
二つ目は通学の必要がないので、スクール選びの幅が広がることです。
どんなに魅力的なスクールがあったとしても、自宅や勤務先から通えない場所にあれば、たとえ夜間や週末であっても頻繁に通学することはかなり難しいでしょう。
オンラインMBAは自宅にいながら、MBAを取得することができることが最大のメリットとなります。
自分に合ったスケジュールを組める
三つ目は柔軟なシステムによって、一人一人のスケジュールに合うように受講できることです。
留学もそうですが、日本で大学院に通う場合でもカリキュラムは予め決まっています。
しかし、オンラインMBAでは動画配信などを活用することで、自分のスケジュールに合わせて授業を受けることができます。
働きながらMBAを取得したいという人にはオンラインMBAの柔軟性は大きな魅力です。
オンラインMBAのデメリット
オンラインMBAは自宅で完結することができる一方、続けることが難しいというデメリットもあります。
学校に通う、留学するなどの強制力がないので、自分自身で「必ずMBAを取得する」という強い意志が求められます。
通信教育などをやったことがある人はわかるかもしれませんが、誘惑の多い自宅で数年間勉強を続けるのは結構、大変だと個人的には思っています。
日本で取得できるオンラインMBAおすすめ3選
オンラインMBAは国内だけでなく、世界中のビジネススクールで開講されています。そのため、日本語だけで完結するコース、MBA留学と同じく高い英語力やGMATが求められるコースなど様々です。
ここでは日本で取得できるおすすめオンラインMBAを3つまとめてみました。
マサチューセッツ大学MBA
マサチューセッツ大学の英語カリキュラムでありながら、TOEFLやGMATが不要という魅力的なオンラインMBA(UMass MBA)。
TOEIC 700点で受験することが可能な上、入学後も徹底した英語スキルサポートを受けることができます。
留学も勿論楽しいですが、英語力アップ&しっかりとした内容理解を目指すのであれば、このスタイルはかなりおすすめです。
マサチューセッツ大MBA
グロービス経営大学院
国内および海外に複数キャンパスを持つグロービス大学院。通学スタイルがメインですが、最近はライブ・ディスカッション形式のオンラインMBAにも力を入れています。
日本語MBAだけでなく、英語MBAも開講しています。
ビジネス・ブレークスルー大学(BBT)
大前研一さんが学長を務めるBBTは日本でもかなり歴史があるオンラインMBAの一つ。そのため卒業生も多く、強固なコミュニティも魅力の一つです。
出願要件に英語力が求められないなど、ハードルも低めです。
海外でのフルタイムMBAは何かとハードルが高いかもしれません。
しかし、ネット環境とやる気さえあれば、日本にいながらオンラインでMBAを取得することはできます。
MBAに興味はあるけど、留学や通学はちょっと・・という人にとって、オンラインMBAは一つの選択肢になるかもしれません。