MBA

MBA受験:書類選考と出願方法

MBA受験をする場合、日本の大学のような一斉筆記試験はありません。その代わり、CVやエッセイなどの書類選考が大きなウェイトを占めます。

そのため、書類だけで自分はどんな人間なのかをアピールしなければなりません。もちろん全部自分でやる人もいますが、エージェントと一緒に作り上げる人も多いと思います。

MBA受験に必要な書類

MBAを受験するためには、以下の書類を準備する必要があります。

  • CV(履歴書)
  • エッセイ(学校独自の小論文のようなもの)
  • 英語スコアの結果(IELTSやTOEFL)
  • GMATなどのスコアの結果
  • 推薦状

まずはIELTSなどの英語試験をクリアし、GMAT、エッセイ&推薦状という流れを組む人が多いです。

ちなみに英語スコアとGMATは足切りに使われることが多くいようです(特にアメリカの有名スクール)。

一方で欧州ではGMATが低くても合格することもあります(実際、同級生のGMAT点数を聞いて驚いたことがあります)。

欧州では多様性を重視しているので、GMATなどの成績より、受験生の人柄や能力、今後のポテンシャルなどを総合的に判断しているそうです。

なので、多少スコアが足りていなくても応募してみると良いかもしれません。

出願方法

最近はほとんどすべてのスクールにオンラインで応募することができます。

スクールのAdmissionサイトに登録して、そこから書類をアップロードすることで、応募が完了することが多いです。

また、メール添付で応募が完了するスクールもあります。

Admissionサイトは「××(スクール名) MBA Admission」で検索するとだいたいヒットします。

結果発表

無事にApplyが完了したら、結果を待つのみです。

どのタイミングで出願したかによりますが、だいたい2週間程度で合否の結果が来ることが多いです。

学生数が数百人に及ぶ大規模スクールだともう少し長くかかることもあります。

MBAはラウンド毎に締め切りが設けられていますが、最終日以降に一斉に審査をするわけではなく、届いた書類から順番に審査をしているそうです。

そのため、魅力的だと判断されれば締切前であっても、合格連絡が来ることがあります。

結果発表はだいたい以下の方法で行われます。

Admissionサイト

Admissionサイトに「Status」が見れるページがあれば、そこで合否の結果を見ることができます。

メール連絡

Admissionチームからメールにて、直接合否結果が届くこともあります。

合格メールであってもとても短いこともあるので(さすが英語文化)、一瞬よくわからなくなることもあります(苦笑)

MBA受験は、「書類選考に応募する準備を整えるまで」に時間がかかります。

しかし、インタビューを含めた選考自体はとても短く、始まってしまえば2ヶ月ほどで終わります。

応募書類を完成させるまでに諦めてしまう人が多いですが、準備さえできれば合格まであと一歩です。