MBA留学した人の多くがもうやりたくないというのが「GMAT」。
GMATは英語力ではなく、分析力・数学能力・論理的思考能力等を問うテストです。
しかし、非ネイティブにとってはどうしても時間が足りないので(1問2分とかで解答しなければいけない)、テクニックが必要になります。
ここでは私が辿った「GMATとの戦いの日々」をまとめてみました。
Contents
GMATを始めるタイミング
GMATは難しいので、時間をかけて勉強する人もいるかもしれません。
しかし、GMATはIELTSに比べて試験会場の数も少なく、実施回数も少ないです。
そのため、なかなか希望時期や希望会場に申込することが難しいです。
さらに1年間に受験できる回数が決まっているので、IELTSのように、やみくもに受け続けることができません。
そのため、ある程度英語スコアが取れて時間が出来たタイミングで、短期集中的にGMATに取り組むことをお勧めします。
GMATは英語スコアメイクが終わる頃から短期集中
5回ギリギリまで受け続けると精神的に辛いと思うので、3回くらいで受験完了くらいの時間軸がいいかもしれません。ちなみに受験費用もIELTSの約2倍です。
使った参考書など
私はOfficial参考書と通信教材で勉強していました。
700点を超えたい場合はよくわかりませんが、600後半であればなんとかなると思います。
GMAT Official参考書
AWとIRはほぼこれのみ。これらのスコアがどこまで求められているのかはよくわかりませんが、AWはサンプルエッセイを見ながら、自分の雛形を考えておけばある程度は取れるようになると思います。
インターナショナルマスアカデミー
通称マスアカ。
Mathに関しては、理系であれば、この教材をやっておけば40後半はほぼ取れると思います。
一方、数学が苦手だった人は高校数学を復習するといいかもしれません。
Verbalに比べて圧倒的にMathでスコアが取れるので、Mathで点数を稼ぐという戦略を取る日本人が多いです。
新井塾
Verbal対策を日本語でまとめている通信教材。pdf形式と印刷物を選ぶことができて、印刷バージョンを申し込むとかなり分厚い教材が送られてきます。
Verbalは日本人の感覚ではどうしてもよくわからない問題も多いので、日本語教材はおすすめです。
濱口塾
関西ではかなり有名な濱口塾。
エッセイ対策もしていますが、GMAT対策にも定評があり、通学コースもだけでなく、オンラインでも勉強ができます。
会員になると会員サイトにアクセスできるようになり、膨大な量の教材で勉強することができます。
すべての問題について濱口先生のわかりやすい解説を聞くことができ、とてもおすすめです。
GMATは機械的な側面も多く、正直勉強していてあんまり面白くありません(個人意見)。
GMATの勉強をしながら、同時並行でエッセイなどの準備をしている人も多いです。
そのため、エッセイなど自分の将来を考える方がGMAT対策より楽しくなってしまい、だらだらとGMAT勉強をしてしまいがちです。
しかし、長く勉強していてもスコアが伸び続けるようなものではない気がするので、期間を決めて一気にスコアメイクを完了させる方が効率的だと思います。