MBA留学で最初にチェックされる書類も、海外転職の際に必須な書類も、CVです。
ここではMBAや海外転職を目指す人と切り離せないCVについてまとめてみます。
Contents
CVとは
CVとはCurriculum Vitaeの省略で、日本の履歴書と職務経歴書を合わせたものです。A4一枚(多くても二枚)にまとめることが多いです。
日本の履歴書のように決まったフォーマットはないので、自分で決めることができます。
CVのコンテンツ
名前、住所、電話番号、メールアドレスなどのコンタクト先
日本の履歴書と異なり、CVには最低限の個人情報だけど載せます。年齢、性別、国籍などを書く必要はありません。
サマリー
サマリーには自分がどんな人間なのか、今までどんな実績があるのかを数行でまとめて書く人が多いです。
学歴
学歴は日本と反対で新しいものから順番に書きます。
MBAを持っている人はMBAプロジェクトの詳細、修士号を持っている人は研究内容などを記載する人が多いです。
欧州では欧州での経験が重視されるので、欧州でのインターンや留学などの経験がある人は追記しましょう。
職歴:会社名、役職名、実績など
会社名、役職名に加えて、アピールしたい実績を盛り込みます。
特に書くことないな。。と思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
自分では特に実績と思っていなくても、社外の人にとっては貴重な経験をしていることもあります。
そのため、CVを書く際は、カウンセラーはもちろん社外の友人、先輩などとキャリアの棚卸をすると良いでしょう。
CVでアピールできる実績はだいたい3−5個ほどなので、まずは数個でいいので「自分の実績はなんだろう」と考えて見るとよいと思います。
その他:ボランティア活動、課外活動、趣味など
海外ではボランティアなど課外活動を重視することが多いです。
CVではここでしか個性をアピールする場所がないので、インパクトのある経験をかけるとよいでしょう。また転職活動の場合は語学力、プログラミングなどのスキルを書く人も多いです。
CVを書く上でおすすめの参考書
CVに決まったフォーマットはありませんが、ある程度決まった動詞を使ったり、冠詞を細かく書かないなど暗黙のルールがあります。
一度も英語で書いたことないという人は以下の本を参考にしてみるとよいかもしれません。すべての職種を網羅しているわけではありませんが、CVの書き方の雰囲気をつかむことができます。
- 英文履歴書の書き方と実例集 田上 達夫
- 英文履歴書の書き方Ver.3.0 有元 美津世
また、外資系の転職サイトでもCVのテンプレートを公開していることがあるので、参考にすると良いと思います。
海外で進学するor転職するときにCVは必須です。純ドメにとってまったく未知の領域ですが、少しずつでも慣れていくので海外留学や海外転職に興味がある人はまずCVを作ってみましょう。