海外就職や外資系就職、MBA受験でCVは欠かせません。今回は日本語の履歴書と異なる、英文CVならではのポイント8個をまとめてみました。
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箇条書きで書く
CVでは長い文章ではなく、1文に1つの内容を簡潔にまとめて書きます。
いきなり短い文章を書くのが難しい場合は、一度長めの文章を書いてみて、少しずつ省略していく方法もおすすめです。
動詞から書く
一般的な文章と異なり、CVの主語は基本的に一人称である「I」となります。そのため、CVでは「I」を省略して動詞から文章を書き始めます。
冠詞を省略する
日本人が苦手とする冠詞(aやthe)は省略することが多いです。ただ、闇雲に省略していいわけではないので、冠詞についてはネイティブに一度チェックしてもらうことをおすすめします。
時系列は新しいものから先に書く
日本の履歴書と異なり、新しい職歴を一番上に記載します。また新しい職歴ほど実績も多く書く人が多いです。
Action verbを使う
Action Verbとはスキルや実績をアピールする際に効果的とされる動詞であり、ある程度決まった動詞が使われます。
外資系転職サイトなどに掲載されていることが多いので、一度チェックしてみることをおすすめします。
見やすいCVを心がける
履歴書と違ってCVにテンプレートはありません。そのため、フォントやデザインなどは自由に決めることができます。
しかし、ただ文章を書き連ねるととても見づらいものになってしまいます。
入学審査官や面接官は一日に何枚ものCVをチェックするので、見やすく目をひく構成を心がけることが大切です。
- フォント Times New Roman, Arialなど
- フォントサイズ 10-12 points
余白
CVは基本的に1枚におさめたほうがよいので、余白を少なくすることも有効です。ただあまりに少なすぎると文章がつまり過ぎてしまうので、気をつけましょう。
行間
実績と学歴の間など、大きなセクションの区切りでは適切な行間をとることが大切です。
書体
BoldやItalicなどを利用して見た目のメリハリをつけましょう。
個人情報は書かない
日本語の履歴書と異なり、CVでは仕事に不要な個人情報は書かないことが多いです。
- 生年月日
- 年齢
- 性別
- 顔写真
- 配偶者、子供の有無
スペルミスをしない
せっかく良い内容のCVを完成させても、スペルミスがあればそれだけで不合格・不採用となることもあり得ます。何度も自分でチェックすることはもちろん、ネイティブなどにしっかり添削をしてもらうことが大切です。
CVは海外就職、外資系就職、MBA留学を考える際に必須です。日本語の履歴書とは異なる点が多いのですが、まずは一度自分で書いてみることをおすすめします。