MBA留学は留学先の学費はもちろん、合格を掴むまでにもなにかとお金がかかります。
どこにどれくらいお金をかけるかは個人の能力、資産状況等に大きくよるのですが、MBA留学を実現するまで、どんな受験準備にお金がかかるのかをまとめてみました。
Contents
MBA合格までにかかる費用一覧
試験対策(IELTS・GMATなど)
MBAを受験する際には、IELTSやTOEFLなどの英語力試験の成績と、GMATの成績を求められることがほとんどです。そのため、これらのスコアメイクをしないと出願のスタート地点に立てません。
IELTS
英語力に自信のある人はすぐにスコアをクリアできるかもしれませんが、私はスコアメイクに1年半ほどかかりました。
私はしっかり予備校に通ったわけではありません。しかし、参考書や公式本を買ったり、SpeakingやWriting対策として短期集中コースを受講したりしていたので、それなりにお金がかかりました。
GMAT
二度と受けたくないと悪名高いGMAT(苦笑)。Mathはマスアカの教材でなんとかなる人も多いですが、Verbalを独学でスコアメイクするのはかなり大変だと思います。
多くの人は公式本や参考書に加えて、予備校に通ったり通信教材等で勉強しています。
GMATはIELTSやTOEFL、TOEICと違い受験者数も少ないので、必然的に教材の金額も高額になってしまうことが多いです。
エッセイ対策
MBA受験で最も重視されていると言っても過言ではないエッセイ。独学で完成させる人もいると思いますが、カウンセラーなどに相談する人が多いです。
このエッセイ対策の費用は予備校やカウンセラーによってかなり幅があるので、一概には言えませんが、GMATと同じく受験者数が少ないために安くはありません。
インタビュー対策
普段から英語環境に慣れている人などはそこまで対策は必要ないかもしれませんが、純ドメ環境にいる人などはしっかりした対策が必要になります。
集中コースを受講したり、Skypeレッスンを受けるなどの費用がかかります。
キャンパスビジットやインタビュー
出願する前のキャンパスビジットや現地インタビューを受ける場合は航空券代、ホテル代などの費用がかかります。特に欧州MBAだと日本からの航空券はそれなりにかかります。
MBA受験料
日本の大学と同じく、MBAでも1校数万円程度の受験料が必要となります。
MBA受験はエッセイ対策が各校異なるので、そこまでたくさんの学校を受ける人は多くないかもしれませんが、3校から7校ほどを受験している人が多い印象を受けています。
試験受験料(IELTS・GMATなど)
IELTSやGMATなどの試験の受験料も正直、かなりかかります。
受験料は1回1万円以上するので、それぞれ1回ずつ受けても5万円程度、何度も受験することになるとそれだけで10万円から数十万円が必要となります。
MBA合格までにかかる受験費用総額
MBA受験に合格するためにはお金がかかります。
全て独学で、時間をかけてひたすら準備するという方法もありますが、あまり効率的ではありません。(個人的にはGMATとエッセイはお金をかけた方が良いと思います)。
AGOSや濱口塾などのトータルサポートパックを申し込むと、受験対策だけで100万円は確実にかかります。加えて、各種受験料、エッセイ対策を複数カウンセラーにお願いすることや、キャンパスビジットを考慮すると150-200万円くらいが必要になります。
私費留学生で予算があまりない場合で、うまく各種予備校等を組み合わせたとしても総額では100万円近くはかかります。
- 余裕がある人:300-400万円
- だいたいの平均値:200-300万円
- 節約したい人:100-150万円
MBA受験にどれくらいお金をかけられるかは個人差が大きいですが、MBA留学は合格するまでにそれなりにお金もかかるので、心の準備をしておくと良いと思います。