MBA留学をするタイミングは人それぞれですが、何かのきっかけでMBA留学を決意する人が多いです。どんなタイミングでMBA留学を考え始めるのかをまとめてみました。
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社会人としてある程度経験を積んだタイミング
大学院留学と違ってMBA留学をする人は社会人経験がある人が多いです。募集要件に社会人経験が少なくとも3—5年と記載されているスクールもたくさんあります。
MBAで行われるケーススタディやグループワークは実在する企業や団体を扱うことが多いので、自分の業界やビジネスモデルについてある程度の知識があると、より理解が深まります。そのため、数年の社会人経験を経たタイミングでMBAを志す人が多いです。
ある程度の経験を積むことで、自身のキャリアプランも考えるようになります。今後のキャリアアップやキャリアチェンジを見据えた上でMBA留学を決意する人も多いです。
年齢
私の印象としてはMBAを取る人は20代後半から30代後半の人が多く、ボリュームゾーンは30歳前後です。
30歳をMBA留学で迎えることを目指す人や30歳からMBA留学を目指す人など人それぞれですが、30歳がきっかけになる人は少なくありません。
数年の社会人経験を経て、変化を迎えたいタイミングと30という切りのいい数字が要因かもしれません。
しかし、ボリュームゾーンが30歳前後なだけで、MBAに来る人は、大学を卒業して数年働いたくらいの25歳や、すでに管理職や経験している50歳前後の人まで様々です。
実際、私のスクールでの年齢幅は25歳ほどあり、幅広い年齢層の人と何かを学ぶ経験は日本でなかなかなかったので、とても良い経験となりした。
年齢は一つのタイミングにはなるかもしれませんが、そこまで気にすることはないと思います。
家族構成の変化
大学と違ってMBAには既婚者や子供がいる人も多いです。私の周りでは半分くらいが既婚者でした。
結婚や出産などのタイミングで、自身のキャリアや家族の今後を考える人が多いからかもしれません。
配偶者や子供を連れた留学は、当人だけでなく、家族や親の理解も必要となります。また慣れない留学生活に加えて、家族のサポート(語学面や生活面)もしなければなりません。
しかし、留学することで日本とは全く違う生活を家族で送ることができます。実際私の周りの既婚者留学生は、みんなとても楽しそうでした。
結婚も出産もMBAも人生の大きなイベントとなるので、自身のライフプランをしっかり考えることが大切です。
人生100年時代と言われる今、MBA留学にチャレンジすることはいつでもできます。ただ、MBA留学は準備に時間がかかるので、「いつか留学したい」という考えだと実現しにくいかもしれません。
自身のライフプラン・キャリアプランを考えて、どのタイミングでMBA留学をするのが良いか一度考えてみるとよいかもしれません。個人的な意見としては「MBAが必要だ、留学したい」と本気で考えたのであれば早い方がいいと思います。