MBA

MBA留学後のキャリアを考える5つの選択肢

多額のお金と時間をかけて挑んだMBA留学後の進路は人それぞれですが、大きく分けると母国に帰国するか、海外で仕事をするかの二択です。

ここでは日本人に絞って、MBA後のキャリアをまとめてみました。

Contents

日本に帰国

同業種でキャリアアップ

MBA留学生のうち大半を占める社費留学生は、MBA取得後に派遣先の会社でキャリアアップをする人が多いです。

そもそもMBA留学が必要な人材であるとすでに認められているので、帰国後もMBAを生かしたポジションに抜擢されやすくなります。

また、私費留学生でもMBAの経験を経て、キャリアアップする人は多いです。

MBAでは組織論を学んだり、グローバルチームのマネジメントなど多くのことを経験するので、同業種であればマネジメントポジションへステップアップすることも可能です。

異業種にキャリアチェンジ

MBAではマーケティング、アカウンティングなどビジネスの基礎を学ぶので、コンサル業界や経営企画部などにキャリアチェンジする人も多いです。

残念ながら日本では、すべての業界・会社・職種において「MBAに価値がある」と認識されているとはいえません。

しかし、外資系やコンサルティング業界などMBAを高く評価している会社にはMBAを取ることで入りやすくなると言われています。

業界にもよりますが、MBAホルダーは一定の需要があります。そもそも英語がビジネスレベルで使えるというだけで、まだまだ日本では多くの可能性があります。そのため、私費留学生であっても日本に帰国すること人がとても多いです。

MBAで学べる5つの基礎MBAは「Master of Business Administration」の省略で日本語では「経営学修士号」と呼ばれています。 ...

海外就職

留学先の国に就職

MBA卒業後、大学のネットワークや在学中に築いたコネクションをフル活用して留学先でそのまま就職する人もいます。

ただその難易度は留学先や職種によって大きく異なります。特に欧州ではどの国でも働けるとは言い難いです。

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留学先での就職を考えている人は、労働市場などについての情報を事前に集めることが大切です。

留学先の労働市場やビザ状況について事前にチェックしておく

 

 

留学先以外の国に就職

留学先では仕事のチャンスがない場合は、留学先以外の国で就職先を探すことも可能です。

今はオンラインで仕事に応募することができるので、場所を問わずに仕事を探すことができます

日本人であればシンガポールや香港などの東南アジア、中国やインドなどであれば仕事を見つけられる可能性は高いでしょう。

シンガポールなども最近ビザ事情がどんどん厳しくなってきているので、しっかり調べることが大切です

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起業

最近のビジネススクールは起業に力を入れているところも多いです。ビジネスコンペを開催しているスクールもあり、スクールのネットワークなどを使って在学中や卒業直後に起業するMBA生も多いです。

 

たった一度しかないMBA後のキャリア選択は、今後の人生の大きな分岐点になります。自分がMBA留学を経てどうなりたいのか、考えておくことはとても大切です。