留学後、海外で働きたいと思う人は多いと思います。しかし、最大の壁は「ビザ」です。
欧州で就職活動をする際、すでにビザを持っている人とこれから新規でビザを申請する人の間には大きな違いがあります。
ヨーロッパで働く:ビザの種類
日本人が日本以外に滞在し、働くためにはビザが必須です。今回は海外で仕事をするためのビザについてざっくりまとめました。
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就労することが可能なビザを持っている人
就労することが可能なビザを持っている人は、新規で就労ビザを取得する人に比べると仕事は見つけやすいです。
- 国際結婚で配偶者ビザを持っている
- ワーキングホリデービザを持っている
- すでに就労ビザを持っている人の家族(駐在員の家族など)
- すでに長く別の会社で働いて、制限なしの就労ビザ(永住権、長期滞在許可など)を持っている
募集要項に「ビザ保持者のみ応募可能」と記載されていることも少なくなく、応募できる求人が多いです。
新たにビザを申請する必要がないので、内定がもらえれば次の日から働くことができます。
新規で就労ビザを取得する人
就労ビザを持っていない人は新規で申請しなければなりません。
- 日本を含む別の国に滞在している人(駐在員含む)
- 学生ビザを持っている人
新規で就労ビザを取得するには、まず会社から内定をもらうことが必須です。
しかし、内定をもらっても、その仕事が別の人(現地の人)でもできる仕事であると判断されれば、就労ビザ申請が却下されてしまい、取得することはできません。
学生ビザを持っており、パートタイムで働ける場合は、まずはパートタイムで会社に採用してもらい、そこから就労ビザに切り替えるという選択肢もあります。
新規でビザを申請するには、手間も時間もかかります。国や都市によって異なりますが、即日発行はまず聞きません。数ヶ月かかることもよくある話です。
そのため同じスペックの候補者がいて、ビザの有無が違えば、ビザを持っている人が優遇されることはよくあります。
新規でビザを取得することは簡単ではありません。
しかし、会社に「時間がかかっても来て欲しい、なかなか見つからない人材」と思ってもらえれば、不可能ではありません。
CVを上手に作成して、ひたすら応募できる求人を探して応募していきましょう。
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