最近は海外移住も選択肢の一つという感じになりつつあります。
とは言っても、やはり海外で住むということは日本にいることと何かと違いがあるので、海外移住を考え始めるときには、「これからどうしたいのか」を考えるのは大切だと思います。
駐在員はまた違うケースだと思うので、今回は現地採用の立場から考えてみます。
今回は海外移住で考えることについてまとめてみました。
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日本にいる家族のこと
アジア圏のように日本から近い国だったとしても、日本から離れるということは両親などの家族から遠く離れた生活をすることになります。
ヨーロッパやアメリカなどになると、実家に帰るだけでも時間もお金もかかるので、多くて年に1回、少ない人であれば数年に一度の一時帰国になります。
期間が決まっている留学やワーホリ、駐在員と違って、現地採用の場合はいつまで海外にいるかも読めないことも多いです。
両親が健康である場合はそこまで問題にならないかもしれませんが、何かあったときに駆けつけられないかもしれないということは覚悟しておかなければなりません。
また、親に海外移住を反対されるという話をたまに聞きますが、最終的にちゃんと生活が成り立っていれば、時間の経過とともに雪解けということもあると思います。
一緒に暮らす家族のこと
最近は子供の教育の為の親子移住という話も聞きます。確かに英語圏に移住すれば、英語を身につけることは可能だと思いますが、、一方で漢字などの日本語が不自由になる可能性もあります。
また配偶者が海外生活に慣れずに苦しむという話も聞いたことがあります。
駐在員と違って、現地採用は給与水準も低いことも多いですし、何かと不安定な立場でもあります。
家族で海外移住を考える場合は、配偶者の理解が不可欠なので、家族としてどうありたいかをよく考えることがとても大切だと思います。
おまけ:日本にいる友人のこと
「海外に移住する」と話をした場合、応援してくれる友人も多いですが、「え??なんで??」とネガティブな反応をする人も残念ながら一定数います。
海外生活はただでさえ何かとストレスが溜まることもあるので、ネガティブな影響が続くようであれば「距離を取る」という選択肢もありだと思います。
本当に自分を理解してくれる友人であれば、距離があっても関係は続いていくと思いますし、もしかしたら今、たまたま時期が合わないだけかもしれません。
また、移住先でもっと気の合う友達に出会える可能性もあります。
最近、海外移住をする人も増えてきましたが、まだまだ少数派ではあると思います。
親や友人など周囲のすべての人が快く応援してくれるとも限りませんが、一度しかない自分の人生なので、チャレンジしたいのであれば私は応援したいと思い、日々発信しています。