ヨーロッパの賃貸物件は大きく「家具付き」と「家具なし」に分かれます。日本の普通の賃貸物件とはいろんな面で異なるので、ヨーロッパで初めて家を借りる人は驚くことも多いかもしれません。
今回はヨーロッパの賃貸物件の特徴:「家具付き」と「家具なし」の違いについてまとめてみました。
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家具付き物件:Furnitured
ヨーロッパでよく目にする家具付き物件:Furnituredとは本当に家具家電が一式、備え付けられているので、入居当日から問題なく住むことができる物件も多いです。
しかし、家具付き物件と一口にいってもどこまで付いているかは、物件によって異なるので、内見などでしっかりチェックしておきましょう。
家具付き物件にだいたいついているもの
- ベッド
- テーブル&椅子
- ソファ
- 食器
家具付き物件ではベッドなどの家具に加えて、食器なども一通り揃っていることが多いです。そのため、食器を一から揃える必要はほとんどありません。
物件によってはついているもの
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電気ポット
- デスク
家電は前の住民や大家さんの意向が反映されるので、物件によってかなり異なります。
家具なし物件:Unfurnitured
ヨーロッパの「家具なし物件: Unfurnitured」は日本人が想像している賃貸物件とはかなりギャップがあり、本当に何もありません。
家具なし物件は、数年ほど滞在する予定の人にとってはハードルが高いです。
しかし、本格的に移住する場合は自分好みの生活空間を創り上げることができるので、憧れでもあります。
家具なし物件についていないもの(日本の賃貸物件との比較)
- キッチンやシャワーなどの水まわり
- 仕切りや壁
- 棚などの収納スペース
一番驚くことは、キッチンがない家があることです(笑)。キッチン用のスペースがあるだけでシンクはもちろん、コンロもありません。
キッチンと同様にシャワーやバスルームがない家もあります。一軒家を建てた人はわかるかもしれませんが、IKEAなどの家具ショップで一からキッチンやバスルームをセットする必要があります。
すべての部品を自分で選び、工事業者の手配などもしなければならないので、かなりハードルが高いです。
仕切りや壁などが何もないワンルームもあります。この場合もセパレーターや棚などを自分で準備する必要があります。
ヨーロッパには日本の賃貸物件とは少し事情が違います。日本の感覚で家探しをするとかなり驚くと思うので、事前に物件サイトなどをチェックして情報を集めておきましょう。