最近は海外就職も選択肢の一つという感じになりつつあります。
特に東南アジアやインドなど成長段階にある市場や、日本に物理的に距離が近い地域では日本人のチャンスも多いと思います。
一方、ヨーロッパでの就職活動となるとなかなか簡単とは言い難いです。
ヨーロッパは物価もそんなに安くないので、現地で就職活動をする場合は生活費等もそれなりにかかります。
今回はヨーロッパでの就職活動に必要なお金についてまとめてみました。
Contents
就職活動中の生活費
ヨーロッパでの就職活動は、基本的に時間がかかります。もちろん人によりますが、初めてヨーロッパで就職活動をするという場合は半年から1年はかかると考えておくと良いでしょう。
そのため、就職活動中の生活費を準備しておくことは大切です。
都市にももちろんよりますが、求人がそれなりにあるような地域の生活費はそんなに安くないので、事前に家賃などの物価はチェックしておきましょう。
就職活動中の交通費
日本であれば東京などの大きい街に数ヶ月いれば、仕事が決まることが多いと思いますが、ヨーロッパでの就職活動で地域にこだわってしまうと、応募できる求人が少なくなってしまいます。
可能性を広げるためにも、都市や国にこだわらずチャンスを探す姿勢は大切だと思います。
そしてこのスタンスでいると、飛行機に乗って面接を受けるという可能性もあります。
欧州内であればそこまで高くはありませんが、交通費や宿泊費がかかるかもしれないという心構えがあると良いと思います。
ビザ申請費用
無事に内定がもらえれば、ビザ申請となります。
ビザの話は地域差や個人差がかなりあるので、一概には言えません。
ビザは国や都市、職種、担当者によって本当に様々です・・
自力でビザ申請&受領までできる人であれば数百Euroで済みます。一方で、申請が通りにくそうな地域や職種などの場合は弁護士などにお願いする人もいます。
本当に担当者によって異なるのでなんとも言えませんが、少しは準備しておくと良いと思います。
ビザ申請中の生活費
ビザは条件も申請費用も申請期間も日々変わるので、最新情報は自分でしっかり集めることが大切です。
一般的に、学生ビザと違って就労ビザの申請には時間がかかります。即日発行ということはほとんどなく、申請してから審査期間を設けられることがほとんどです。
この間、仕事することはできないので、内定がありつつも働けないという状況が続きます。
ビザ申請中はただでさえストレスが溜まるので、経済的なストレスは軽減できるよう事前にある程度準備しておきましょう。
給料日までの生活費
無事ビザが下りても、給料日までは当然ながら貯金での生活となります。また、職場までの通勤費用が後払いという可能性もあります。
忘れがちなポイントですが、給料が入るまでなんとか耐え抜きましょう。
転職活動の理想は「次の仕事が決まってから、今の仕事を辞めること」かもしれません。しかし、ヨーロッパ就職を目指す場合は無職期間が続く可能性があります。
何かとお金がかかる日々となるので、事前にある程度蓄えておくことをおすすめします。