少し大げさですが、海外に出ると、個人であっても日本人は「日本代表」になります。特に日本人が少ない学校や地域ではそれが顕著です。
留学や職場はもちろん、大家さんや海外で出会った人に「日本のことをなんでも知っている」と思って質問されることもあります。
もちろん、日本の全てを知っておくのは無理だと思いますが、できる限り日本について学んでおくと良いと思います。
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旅行先
よく聞かれる質問は「日本に行くならどこがおすすめ?」です(笑)
もちろん東京や大阪など有名地も良いですが、自分のおすすめの旅行先を持っておくと話が盛り上がることが多いので、自分なりに整理しておくとよいと思います。
その準備として国内旅行をたくさんしておくこともおすすめです。
歴史
戦国武将や天皇制など、日本ならではの歴史に興味を持っている人もいます。
ヨーロッパでは独立から数十年という国もあるので、1000年以上前から日本という国が存在していること自体に驚かれることも多いです。また、イギリスやオランダなど自国に王室を持つ国では皇室に関心がある人も多いです。
特に「サムライ」は多くの外国人が知っているので、大河ドラマダイジェストなどで幾つかの時代背景を学んでおくのも良いと思います。
そこまで詳しくなくても、情報を知っておくことはきっと役に立ちます。
文化
海外で最も知名度のある日本の文化は「アニメ」です。多くの漫画が現地語に翻訳されて出版されており、アニメもたくさん放映されています。
日常会話にたまに出てくるのですが、いきなり現地語のタイトルを言われても、「?」となってしまうので、有名どころの作品タイトルは英訳または現地語訳をチェックしておくといいかもしれません。
- となりのトトロ/ My Neighbor Totoro
- 魔女の宅急便 / Kiki’s Delivery Service
- 千と千尋の神隠し/ Spirited Away
- 天空の城ラピュタ/ Castle in the Sky
- 火垂るの墓/ Grave of the Fireflies
- 崖の上のポニョ/ Ponyo on the Cliff by the Sea
習慣
日本の常識は世界の非常識です。普段気にしたことはないけど、外国人から見たらなぜ?と思われることも多いです。正解がないこともありますが、自分なりに答えを考えておくと良いと思います。
- 各祝日の意味
- お盆などの行事の過ごし方
- 神道や仏教など日本人の宗教観
流行
日本にいる間に、日本の最新情報を集めておくのもよいでしょう。
特に自分に関係のある業界の最新技術、動向などはできる限りアンテナを張って集めておくと良いと思います。MBAでも就職でも、最新の日本動向は日本人の大きな強みになります。
カンファレンスに行く、業界の先輩に話を聞く、などできることから始めてみましょう。
基礎情報
海外に出て「あれ?意外と知らない。。」となるのは日本の基礎情報です。人口、国土面積、出生率などの数字情報はパッと答えられるようにしておくと良いでしょう。
人口については、日本総人口だけではなく、東京、それ以外の県、地元情報なども知っておくと話が盛り上がります。
- 人口や人口密度
- 国土面積
- 出生率
- 未婚率や離婚率
- GDP など
海外に出ると、思っていた以上に日本について聞かれることが多いです。何も知らないと話せない自分が悔しくなるので、海外に出る前に自分なりに日本について理解しておくと良いと思います。