MBA

私費MBA留学をおすすめする3つの理由

MBA留学をする人は8割くらいが社費留学生で、私費留学生は少数派です。

金面や情報面で圧倒的に有利なのは社費留学ですが、私費留学の意義を個人的に考えてみました。

全て個人の見解です

Contents

MBA私費留学のメリット

私が私費でMBA留学をおすすめする理由は以下の3点です。

誰でもチャレンジできる

 

社費留学がある会社は限られており、すべてのMBA留学を志す人の会社にMBA留学制度が整っているとは限りません。

前の職場でMBA留学する人は一人もいませんでしたし、MBA留学制度もありませんでした。

しかし、私費留学では自分のキャリア・会社に関わらず、自分の努力次第でMBA留学を実現することが可能になるのです。

自分の好きなスクールを選ぶことができる

 

社費留学の場合、TOP10に行かなければならない、先輩の傾向はこうだったなど、自分の希望以外で、スクールをある程度選定されてしまうことがあります。

しかし、私費留学では自分の希望でスクールを決めることができます

大学受験を思い出してみると、「親の希望の大学」というのがあったなと思う人もいるかもしれません

このように自分で行きたいスクールを選べるというのは本当に貴重な機会です。

私費留学は安くはない投資ですが、自分で人生の大きな決断をできるというのは自分の人生を考える上で、とても大切なタイミングだと思います。

卒業後の進路を自由に選ぶことができる

 

社費留学の場合、MBA取得後は所属している会社に戻る必要があります。会社に貢献するための社費留学なので、MBA留学後にポジションアップする人ももちろんいます。一方、数年間現場を離れて戻ったあと、MBAでのキャリアが生かせないなどで転職する人も少なくありません。

しかし、私費留学では卒業後の進路を自由に選ぶことができます。日本でポジションアップすることも、キャリアチェンジをすることも、起業することも、海外で就職することもやろうと思えば可能です。

ある程度キャリアを積んだ社会人が、日本の社会で大きなキャリアチェンジをすることは一般的には難しいとされていますが(最近は転職もメジャーになってきたので、少し状況も変わってきていると思います)、MBA留学経験者はそのハードルが格段に下がります。

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このように私費MBA留学は自分のキャリアをいろんな意味で変える可能性を持っています

 

MBA私費留学のデメリット

メリットの多い私費留学ですが、もちろんデメリットはあります。

自己資金が必要である

 

一番のデメリットはお金がかかることです。MBA受験費用、MBA学費、留学先の生活費などを考慮すると、地域やスクールにもよりますが、少なくとも1000万円くらいは必要になります。せっかく欧州にいるし、旅行もたくさんしたい、となるとさらに資金がかかります。

ひたすら貯金する、奨学金を借りる、家族に借りるなど方法はありますが、まずは資金計画を立てること必要があります。

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モチベーションを維持することが難しい

 

社費留学と違って私費留学には強制力がありません

英語のスコアメイクなどなかなか成果が出ず、達成までに時間がかかります。そんな勉強を、強制力もない中、こつこつとやり続けるにことはそんなに簡単ではなく、強い精神力が必要です。そのため、私費留学を目指す人の中には途中で留学を諦めてしまう人も少なくありません

TwitterなどのSNSで受験仲間をつくったり、受験目標を周りに公表するなど、自分のモチベーションを維持できるように工夫することが必要です。

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