MBA受験というとスコアメイクに向けて予備校に通ったり、カウンセラーと2人三脚でエッセイを書くというイメージがありますよね。
ただ、予備校やカウンセラーは何かと高額なので、独学でやってみようかなと考える人もいるかもしれません。
今回はMBA受験を独学で行うということについて、まとめてみました。
Contents
独学のメリット
MBA留学を目指す人の多くは社会人であり、仕事と両立しながら受験勉強をする人がほとんどだと思います。
仕事に加えて、予備校通いとなると何かと私生活に影響が出るので、自由度という意味で独学にはメリットがあります。
時間を拘束されない
予備校に通ったり、カウンセラーとのカウンセリングは当然ですが、一定時間拘束されます。また、多くの予備校やカウンセラーは東京や大阪など都市圏に集中しているので、遠方から通うのは何かと大変です。
もちろん、最近はオンライン講座やSkypeを活用したフレキシブルなサービスを提供する予備校やカウンセラーも多いので、選び方次第かもしれませんが・・
自分のペースで進めることができる
予備校の場合はあらかじめカリキュラムが決められていることが多く、自分のペースで勉強するというのは難しいかもしれません。
どうしても予備校とは合わない、自分のペースで進めたいという場合には独学の方が向いているかもしれません。
独学のデメリット
一方、予備校やカウンセラーには多くのメリットがあり、独学ということはこれらのメリットを活用できないということになります。
受験スケジュールが立てにくい
予備校やカウンセラーには豊富な経験があるので、自分のスコアや経験を踏まえた上で、最適なスケジュールを一緒に考えてくれます。
独学でもできないことはありませんが、長いMBA受験においてスケジュール管理はとても大切です。
モチベーションが維持しにくい
予備校やカウンセラーを活用する最大のメリットは受験仲間ができることといっても過言ではありません。
MBA受験自体は自分との孤独な戦いではありますが、一緒に頑張る仲間や常に並走してくれるカウンセラーの存在は偉大です。
情報が入りにくい
MBA受験は情報戦と言っても良いくらい、情報が大切です。各スクールの傾向、アドミの意向などの情報収集は個人の努力では限界があります。
そのため、たくさんの卒業生やスクールとのパイプを持つ予備校やカウンセラーの情報網には価値があります。
独学でもなんとかなる人(イメージ像)
このように独学にはメリットもありますが、個人的にはデメリットの方が大きいと感じています。ただ、独学でもなんとかなる人もいると思います。
下記に当てはまる人は節約も兼ねて独学でトライしてみるのもいいかもしれませんね。
ひたすら地頭が良い
- 予備校に通わなくても楽々とスコアがクリアできる
- 自分のスコアや成長を常に客観的に見ることができる
- 臨機応変なスケジュール管理も問題なくできる
周りにMBAホルダーがたくさんいる
- 情報網に頼らなくても情報を集めることができる
- 個人的にMBAに関連する何か太いパイプがある
圧倒的に強い精神力を持っている
- 孤独な戦いにも一人で耐えられる
- 自分をしっかり律することができる
予備校やカウンセラーは安くない投資なので、どこまでお金をかけるかは人それぞれだとは思います。
ただ、独学で達成できる人はそんなに多くないので、自分の性格や経済状況を踏まえてどのようにMBA受験に臨むかはしっかり考えると良いと思います。