MBA留学は社費留学が圧倒的に多いので、私費留学は少数派です。
そんな私費留学生ですが、目指している人は結構いると思います。ただ、途中で諦めてしまう人が少なくないので、最終的に留学までたどり着く人が多くないのかもしれません。
今回は、私費留学生がMBA留学を諦めてしまう理由と諦めないコツをまとめてみました。
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強制力がない
社費留学と違って、私費留学に強制力はありません。そのため、いつ、どこのスクールに行くかも自由に決めることができます。
これは私費留学のメリットですが、一方で、いつまでも準備が長引いてしまい、「いつの間にか諦めてしまう」ということもおおいにあり得ます。
「IELTSのスコアが出たら」、「GMATのスコアが目標スクールの最低点に到達したら」、という感じで留学時期を考えていると、留学そのものが流れてしまう気がします。
家族でも友人でもいいので、「周りにXX年に留学する!」と宣言してしまい、受験スケジュールを設定すると良いと思います。
留学する時期を決めて、そこに向けて最大限準備する
お金がかかる
MBA留学は合格するまでにも何かとお金がかかります。私費留学はすべて実費になるので、どんどんお金がなくなっていく状況がつらいのも事実です。
「準備を進めてみたけど、以外にお金がかかるからやっぱりやめよう」となると受験費用なども無駄になってしまいます。
ある程度予算を決めておくと、受験中も精神的に楽になると思います。
事前にいくらくらいかかるのか、どれくらい予算をかけられるのか考えておく
孤独になりがち
私費留学で職場に黙って受験している場合、仕事のスケジュールと合わせることも大変ですが、それよりも、受験自体が孤独な戦いになることがつらいと思います。
周りに相談できる人があまりいなかったり、平日夜や週末にずっと勉強している日々はそんなに簡単なものではありません。
エッセイや勉強などは結局、自分との戦いですが、一緒に頑張れる誰かを見つけると、孤独な戦いにも耐えられると思います。
エージェントなどのイベントや予備校、SNSで受験仲間を作る
モチベーションを維持しにくい
私費留学を断念する一番の理由は、「モチベーションがなくなること」だと思います。英語のスコアメイクはなかなか成果が出にくいですし、受験準備は長くて孤独な戦いになります。
少なくとも数年間、モチベーションを維持しながら走り続けるのはそんなに簡単ではありません。なんとなくMBA受験を始めると、途中で挫折しがちです。
しかし、MBA留学によって日本では得られない経験ができることは事実です。また私費留学生はMBA留学によって大きく人生が変わる可能性もあります。
準備を本格的に始める前に、MBAは本当に必要なのか、なんのために必要なのかをしっかり考え、自分の中でモチベーションを維持できるほどの理由をしっかり持つことが大切だと思います。
受験の準備を始める前に「MBA留学の意義」を自分の中で明確にしておく
私費留学を実現するのは簡単なことではありません。
私費MBA留学をすると決めたら、自分の中で確固たるスケジュールを確立する、家族や友人に宣言する、受験仲間を見つけて切磋琢磨するなど自分にあった方法を見つけることがMBA留学実現のコツです。