通常の転職活動と同じく、欧州でも書類選考を無事通過するとインタビューに呼ばれます。
書類選考に通るということは、会社に「話をしたい応募者である」と思われているということなので、インタビューの場でしっかりアピールして内定を掴み取りましょう。
今回は、私の経験談に基づいてヨーロッパの就職活動のインタビューについてまとめてみました。
Contents
インタビューの基本
インタビューまでの流れ
書類選考通過の連絡とともに、インタビューの日程調整が行われます。
エージェントを経由している場合はエージェント経由、直接応募している場合は会社の人事部と日程調整を行います。
インタビュー方式と回数
インタビューは現地インタビューの他、Skypeや電話で行われることもあります。
インタビューはだいたい2回くらい行われます。自分の住んでいる国と、応募している会社がどこの国にあるのかにもよりますが、1回目が電話やSkype、2回目が現地インタビューとなることが多いです。
インタビューの時間
インタビューの時間は電話/Skypeの場合は30分ほど、現地インタビューでも1時間程度です。
インタビュー内容
基本的に日本での転職活動の質問内容と変わりません。
会社のHPなどをしっかり事前に読み込んでおき、ビジネスモデルなどの基礎知識を持って臨むこともとても大切です。
- CVに基づく職務経験・実績
- Job Descriptionの業務に自分がどう貢献できるか
- 語学力やその他資格について
- (MBA留学後の場合)MBAでの学びをどう仕事に活かすか
インタビューで確認しておきたいこと
インタビューは対話なので、こちらから質問することもできます。
入社してから「こんなはずではなかった」とならないために、気になっている点は事前に確認しておきましょう。
給料交渉などの福利厚生、ビザサポートなどは最終インタビューで確認する方が良いと思います。
気になる入社日ですが、ビザを持っていない場合は「ビザがおり次第」となります。そのため、はっきりとした希望を言うよりは「ビザがおり次第すぐに働きたい」という意思を示しておくと良いと思います。
- 詳細な業務内容
- 会社の雰囲気
- 言語環境
- チームの規模
- 選考スケジュールなど
- 給与
- リロケーションパックの有無(引越費用を会社が負担してくれるのか)
- ビザサポートの有無(ビザサポートをどの程度してくれるのか)
インタビューまで呼ばれれば内定まであと一歩です。しかし、ここで不合格となる人がいるのも事実です。
インタビューによって人事や上司が会社の雰囲気に合わないと感じる場合や応募者自身が会社との不一致を実感する場合は不合格となる方がお互いのためになるでしょう。
インタビューは直接のコミュニケーションができる貴重な機会なので、準備を万全にして臨みましょう。