「MBA留学をしている」と聞くと、英語もペラペラでなんでもできてすごい!!というイメージがあるかもしれませんが、私の経験を踏まえた回答は「そんなことはない!」です(苦笑)。
もちろん、MBA留学で英語力は上がりましたし、知識も経験も増えましたが、クラスの中でもダメな部類でした(苦笑)
それでも、怒涛なMBA留学を乗り越えて身につけたスキルは今の私を支えてくれています。
今回はMBA生活で身につく「無理をしない」スキルについてまとめてみました。
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MBAの日々とは
MBAは受験も大変ですが、授業が始まってからも怒涛のスケジュールが組まれています(特に欧州に多い1年生カリキュラムの場合)。英語ネイティブやネイティブではなくても流暢な欧州出身者さえも、こなすのがハードな課題も山積みなので、非ネイティブである日本人にとっては想像を絶する日々となります。
MBA留学をする日本人が感じる落差
MBAに来る人は日本ではいわゆる「エリート」である人が多いです。そのため、今まで出来ることが多かったのに、MBAでは思っていたように出来ない落差から鬱のような状態になってしまい、途中で辞めてしまう人、帰国してしまう人も、正直います。
MBAは負荷をかけて、さらなる成長を促す一面もあるとは思っているのですが、まあ辛いです・・・。
ただ、これは多くの日本人留学生が経験することなので、あなただけじゃないですよ!!!大丈夫です!!!
MBA留学で身につく(?)スキル
過酷なMBAを乗り切るために日々を過ごす中で、私自身が身につけてよかった・成長した思えたことが二つあります。
それは「無理をしない」ことと「周りを頼る」ことです。
無理をしない
MBAは負荷をかなりかけてくるので、どうしてもハードなスケジュールになります。
睡眠を削ったり、なんとか自分でやろうと頑張るのも大切ですが、頑張りすぎて体調を壊すことは避けましょう。
慣れない海外での体調不良はその方がよっぽどいろいろと大変なので(病院探し、保険、その他手続きなどなど・・)、大事になる前に止める(諦める)自己判断がとても大切です。
睡眠を取る・栄養を取るはもちろんですが、チームメンバーや教授陣に相談し、課題を調整するなども重要な選択肢です。
周りを頼る
優秀な人ほど自分で乗り切ろうとするかもしれませんが、「他人を頼る」スキルを身につけるのもMBAの価値だと個人的には思っています。
出来ない自分を客観的に見るのは精神的には辛いですが、チームメイト・教授・スクールカウンセラーなどのスクール関係者に相談して楽になることもあります。
「出来ないことを”出来ない”と言う」ことは恥ずかしいことでは全くなく、むしろとても大切なことです。
ここが一歩進むとその先(留学後も含む)がずっと楽になりますよ。
海外での生活に孤独を感じたら日本の友人や家族に相談するのもアリです。母国語である日本語で話すこと、You tubeやNetflixで日本の映画を見ることが精神ケアとなることもあります。
「留学しているのに日本語に触れるなんて・・・」という意見もあると思いますが、私は海外で心身ともに健康で過ごすことの方が大切だと考えています。
MBA留学は「基本的にハード」です。
課題やその他いろんなことに追われて心身ともにすり減りますが、「ハードな環境下で自分を守りながら乗り切れた」ことは必ず自信に繋がります。
健康第一で!!