今すぐ転職する気がなくても、定期的に転職活動を行うことはとても大切です。
実際に求人に応募するのはもちろん、CVのアップデート、Linkedinの更新、エージェントにコンタクトをとってみるだけでも価値はあります。
今回は私がやっている転職活動についてまとめてみました。
Contents
CV・Linnkedinのアップデート
転職活動の第一歩はCV・Linkedinのアップデートです。
更新をするオススメのタイミングは以下の3つです。
ポジション・業務内容が変わった
Linkedinは常に情報が公開されているので、ポジションや業務内容が変わったら、すぐに更新するのが望ましいです。
リクルーターはポジションや業務内容でリクルートしてくるので、これらが変わればオファーの種類や数もぐっと変わります。
機会をできるだけ無駄にしないために、変化があったときはすぐに更新しましょう。
“転職”という単語が頭をよぎった
仕事がつまらない、同僚とやりにくい、何かと不穏な空気を感じるなどなど理由は様々ですが、“転職しようかな・・・”と思い立ったら、まずCV・Linkedinを更新しましょう。
ヨーロッパで日本人が採用される職種は日本と比べると圧倒的に少ないので、限界を迎えてから探し始めてもすぐ見つかるという保証はどこにもありません。
また、ビザ問題もあるので退職してから数ヶ月で仕事が見つからなければ帰国することになります。
ヨーロッパで長く働き続けるためには、本格的に転職したい!となる前に準備をしておくことが大切です。
自分で決めたタイミング
現職が面白く、まだまだここでキャリアを積みたいと思っていても、定期的にCVをアップデートするのはとても大切です。
自分の業務内容・成果をある一定の間隔で振り返ることで、どんなスキルが身についたのかを客観的に見つめることができます。
エージェントへのコンタクト
CVを更新したらエージェントにコンタクトをとってみましょう。
知り合いのエージェントにメッセージを送るのもアリですし、面談を設けてくれる転職サイトに登録してみるのも良いでしょう。
エージェントを求人市場の情報をたくさん持っているので、更新したCVを元にヨーロッパではどんな求人があるか、キャリアアップを目指すにはどんなスキルが足りないかなど、聞けることをとことん聞いてみましょう。
“会社で求められているスキル”と”転職市場で求められているスキル”が違うということは意外によくある話です。
そのため”エージェント”という完全に社外の人間かつ情報を持っている立場からの客観的な視点を入れることで、他社に通用しないスキルのみに邁進して転職できなくなる・・という事態を防ぐことができます。
求人探し
方向性が見えてきたら、求人を探してみるのもアリです。エージェント経由の案件でも良いですし、Linkedinや転職サイトを覗いてみるのも良いでしょう。
英語ネイティブではない、かつ非EU人である日本人が太刀打ちできる仕事はそんなに数がないので、定期的に探してみることは大切だと思います。
求人へ応募
仕事が面白そうかつ、職歴としてもマッチしている求人に出会えたらとりあえず応募してみましょう!
応募したことは人事にはバレませんし(笑)、まずはやれるだけやってみる精神で良いと思います。
面接
興味深い求人に出会え、書類選考も通過したら面接を受けてみるのもアリです。
その結果、内定をもらったら、その上で現職を続けるか転職するかを悩めばいいと思います
ただ、内定をもらってから決断まではそんなにゆっくりしていられないので、面接を受けると決める前にある程度考えておく必要はあります。
働いているとあっという間に数年が経ってしまうというのはよく聞く話です。
定期的に転職活動をすることで、自分のスキルの棚卸しができますし、キャリアの方向性について考える機会にもなります。
長い社会人人生を有意義にするために、定点チェックはとても大切です。