長い時間とお金を投資したMBA留学なので、留学後は輝かしいキャリアを歩みたいという人も多いと思います。
社費留学では在籍している会社に戻りますが、私費留学生の場合は進路を自由に選ぶことができます。
今回はMBA留学からの転職パターンについてまとめてみました。
ちなみにヨーロッパMBAからヨーロッパ就職をする人も一定数いますが、ハードルがかなり高いので、日本に帰る人が圧倒的に多いです。
Contents
ポジションアップ
MBA留学後の進路としてメジャーであり、かつ収入アップの可能性が一番高いのは前職の経験を活かしてポジションアップするパターンです。
MBAでの経験および英語力を武器に、様々な会社にチャレンジすることができます。
留学前に転職活動したとしても、オファーが来なかったかもしれない大手企業に転職するチャンスでもあります。
また、MBA留学を評価するのは日本企業より圧倒的に外資系企業が多いです。そのため、外資系の同業他社であれば、収入が劇的にアップする可能性もあります。
キャリアチェンジ
せっかくのMBA留学を活かして、異業種や違う業界に飛び込むこともできます。
未経験すぎるとうまくMBAが生かせないかもしれませんが、前職の経験とMBAを活かしながら軸ずらし転職をすることは可能です。
特にMBAではビジネスの基礎を学ぶので、マーケティング、ファイナンス、経営企画、コンサルなどに転職する人も多いです。
- マーケティング
- ファイナンス
- 経営企画
- コンサル
一方、今までのキャリアを全面に押し出せる訳ではないので、そこまで大幅な年収アップにならない場合もあります。
起業
MBAではいろんなプロジェクトを経験するので、起業という選択肢を選ぶ人もいるでしょう。
在学中からビジネスを立ち上げ、卒業後に本格的にスタートするという人もいます。
また、ファミリービジネスなどすでに基盤がある人が、MBA留学を経て新しい事業に挑戦したり、拡大させるパターンもあります。
ベンチャー企業
MBAではいろんなプロジェクトを経験するからか、ベンチャー企業に入社するという人も増えています。
数名から数十名の小さな組織はMBAでの経験を最大限に活かせる場であり、大手企業にはないスピード感が経験できます。
安定とは程遠いかもしれませんが、MBAを乗り越えると、ベンチャーに魅力を感じる人が増えるのも事実だと思います。
MBA留学は新卒ではありませんが、「MBA新卒」にはやはり価値があります。
一度しかない(多分)MBA新卒のカードをどのように使うかはじっくり考えると良いと思います。