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MBA留学と起業という選択肢

MBAでは「起業:Entrepreneur」に力を入れているスクールも多く、在学中から様々なコンペに参加したり、実際にビジネスを立ち上げる人も少なくありません。

そのため、卒業後の進路として「起業」を選ぶ人もそれなりにいます。

今回はMBAを経て起業をするという選択肢についてまとめてみました。

私自身起業したわけではないですし、あくまで個人の主観です。

 

Contents

MBAで学べるEntrepreneurship

「Entrepreneur」と聞くと、なんとなくアメリカに多いイメージですが、最近はヨーロッパMBAでも多くのスクールが取り入れています。

「Entrepreneurship」のクラスではビジネスプランの書き方、予算の考え方、出資者への説明などプロジェクト形式で学ぶことができます。

どこまで本格的にやるかはスクール次第ですが、学んだモデルをベースにコンペに出場したり、自分の事業を立ち上げる人もたくさんいます。

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MBAでEntrepreneurshipを学ぶということ

正直な話、MBAを取らなければ起業できないかと言われるとそんなことはないと思います。

やる気とアイデアのある人はMBAに通わずとも、どんどん立ち上げていますし、ビジネスを進めながら学んでいる人も多いです。

私の友人は「MBA」という単語さえも知りませんが、ガンガンビジネスを拡大させていて尊敬しています。

ただ、MBAという環境を生かすメリットもたくさんあります

機会や人材などに恵まれている

MBAに来る人は「起業」に関心がある人も少なくないので、話題として盛り上がります

また母数が多いので「起業」の話題が日常ですし、良いアイデアがあればすぐさまチームが結成されて、コンペを目指すというパターンも少なくありません。

ランチタイムのピッチからプロジェクトが立ち上がった同級生もいます。

また、スクールのバックアップ体制も整っていることが多いです。スクール主催のビジネスコンペはもちろん、教授陣や卒業生ネットワークを最大限活用することができます。

入学当初は起業に興味がなかったという人も、刺激的な環境に影響を受けて、起業するということもあります。

起業にチャレンジする環境が整っている

 

失敗してもダメージが大きくない

学生である最大のメリットは「失敗のダメージ」が大きくないことです。

起業は一つのアイデアがぴったり当たるということはなかなかないので、失敗の連続です。

経済面や機会損失という意味で、場合によっては大きなダメージとなることもあります。

しかし、MBAではチャンスがたくさんありますし、スクールも失敗に寛容なのでどんどんチャレンジすることができます

失敗から学ぶことも多いですし、「失敗しても大丈夫」という環境はMBAならではの強みだと感じています。

どんどんチャレンジできる=失敗の経験を積める

 

卒業後の進路に起業を選ぶということ

自分でビジネスを考え、育てていくという起業は非常に面白いですし、ワクワクする環境です。そのため、スクールの域を超えて本業にする人もいますし、一部ではありますが、卒業後の進路に選ぶ人もいます。

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すぐに成果がでるとは限らない

ただ、始めたばかりでうまく回ることはほとんどなく、経済面でも不安定さが否めません。個人的な印象ですが、起業を選ぶ同級生はだいたいセレブが多いです(苦笑)。

 

MBA新卒カードを使えない

卒業後、起業を選ぶということは「MBA新卒としての就職活動をやらない」ということになります。

MBA新卒には人生を変えるかもしれない大きな可能性があります。

会社員と起業とどちらが良いというのは人それぞれですが、MBA留学で掴み取った大きなチャンスを忘れてはいけません。

もちろん、一定期間やってみて、就職活動に切り替えるという人もいます。

MBAの経験をどう活かすかはじっくり考えると良いと思います。

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起業に関心のあるMBA生が選ぶ選択肢

結果として、MBA新卒カードを活用してしっかり就職しながら、自身のビジネスを平行して育てている人がそれなりにいます。

さすがリスクヘッジを学んだMBA生という感じですが、これからの人生の選択肢を増やすという意味でも有効な手段だと思います。

MBA留学をするまで、正直私自身「起業」についてはあまり身近ではありませんでした。そのため、みんなが起業に関心があり、常に盛り上がっている環境に身を置けたことはとても有意義な経験でした。

「起業」にとってMBAは必須ではありませんが、視野を広げてくれるという意味では価値があると個人的には思っています。