MBAホルダーと聞くと「非常に優秀なエリート」の集まりというイメージを抱く人も多いと思います。
確かに外資系金融やコンサル、商社マンなど輝かしいキャリアの人も多いですし、とんでもなく頭のいい人がいるのも事実です。
しかし、正直な話、私はキャリアも頭の良さもMBAホルダーっぽくありません。
いわゆる凡人の私が考えるMBAホルダーについてまとめてみました。
Contents
なぜ「MBA=エリート」のイメージがあるのか
確かにハーバードなどの世界屈指のTOPスクールに合格する人は、とても優秀で、キャリアも素晴らしい人が多いと思います。
ハーバードなどはTOEFL110・GMAT730とか、私にとってはもはや化け物並みのスコアが足切りラインとなっており(恐ろしすぎる。。)、本当に頭の良い人ばかりだと思います。
そんなハーバードMBAホルダーはさらにキャリアを積んだり、起業によって大きな成功をおさめる人も多いでしょう。ハーバードMBA卒業生は本を書いている人も多いので、キャリアについて気になる人は読んでみると良いと思います。
そんな優秀なMBAホルダーが世の中にはたくさんいるので(ハーバードは年間1000人近いMBAホルダーを輩出します)、MBAはエリートというイメージがあるのだと思います。
「非常に優秀」じゃないとMBA留学はできないのか
いわゆるトップスクールは難易度がとても高いですし、本当に頭のいい人が多いと思います。
しかし、MBAスクールはトップスクールだけではないですし、アジアやヨーロッパにもスクールはたくさんあります。
そのため、自分にあったスクール選びをして、しっかりスコアメイクすればMBA留学をすることは可能です。
- 自分に合ったスクール選びをする
- 受験するために最低限のスコアメイクをする
ヨーロッパでは多様性を重視しているスクールも多いので、金融やコンサルじゃなくても、自分なりのエッセイをしっかり書き上げれば、大きな強みになります。
MBAに意義はあるのか
ここは個人差が本当に大きいので、正直なところなんとも言えません。
しかし、しっかり自己分析をして、その結果、「自分にはMBAが必要である」と判断するのであれば、MBAは非常に有意義な投資となる可能性があります。
MBA留学という学歴はもちろん、慣れない環境でひたすら勉強したり、異なる価値観のメンバーに囲まれて過ごす日々は日本では決して経験できません。
しかし、MBA留学は準備も含め、時間もお金もかかるので、安易にできるものでもありません。また、なんとなく受験を決意するとお金だけがかかってしまって、引くに引けない状況になる可能性もあります。
私個人の意見としては、MBA留学はいわゆるエリートだけがするものではないと思います。しかし、簡単に実現できるものではないのも事実です。
MBA留学に興味を持った人は、本格的に留学準備をする前に「なぜMBA留学したいのか」をしっかり自問自答することが、本当に大切だと思います。