MBA

MBA留学生のバックグラウンド

MBAで学ぶことは、どんなビジネスにも役に立ちます。

MBAで学べる5つの基礎MBAは「Master of Business Administration」の省略で日本語では「経営学修士号」と呼ばれています。 ...

しかし全ての職場、職種でMBAが評価されるわけではないので、MBAを取ろうとする人/MBA留学する人に偏りがあることは否めません。

MBA留学生のバックグラウンドについて、社費留学&私費留学の視点を加えてまとめてみました。

金融系:社費留学+私費留学

外資系金融やメガバンクなどで働く人々。この業界では多くの人々がMBA留学をしているので、MBAへの理解が高い職場となります。また、MBAではファイナンスの科目が必須なので、財務や会計などを理解していることは強みになります。

コンサルティング系:社費留学+私費留学

金融系と同じくMBA留学生の王道といえばコンサルティング業界。コンサルティング業界経験者は、会社分析などを経験している人も多く、留学中に重宝されます。MBAを経て、コンサルタントとしてステップアップする人はもちろん、起業する人も多いです。

またMBAでは財務分析、マーケティングなどコンサルティングに必要な知識を学ぶため、異業種からコンンサルティング業界に転職する人もたくさんいます。

官公庁系:社費留学多め

霞が関などの官公庁では社費留学制度があります。公共政策などの自分の専門に合った修士を目指すなどMBAではない人も多いですが、AGOSなどの説明会に行くとよく会います。もともと優秀な人が多いからかもしれませんが、アメリカのトップスクールを受験する人が多い印象を受けています。

大手起業:社費留学多め

誰もが知っているような大手企業では将来の幹部候補を育てるために社費留学制度を整えていることがあります。社員数が多いので、社内選抜をくぐり抜けることが最大の難関となるようです。

MBAと関わりがある職種:社費留学+私費留学

マーケティングや経営戦略などの仕事をしている人にとって、MBAはキャリアアップの機会になります。外資系日系問わず、スタートアップから大企業まで幅広い業界の人がいます。次の仕事も見つけやすいため私費留学で来る人も多いです。

起業家:社費留学+私費留学

すでに自分のビジネスを持っていて、さらに成長させるためにMBAを取る人もいます。たくさんの経験をしているので、とても頼れる存在です。MBA留学生には将来起業したいと考える人も多いので、良いロールモデルとなります。

その他:私費留学

以上が、“MBAを受験する/留学する人々”のイメージだと思います。そして日本での準備期間中にも、MBA留学中にもよく会う人々です。

「あ、私当てはまらないな」そう思っても諦める必要はありません。当てはまらないような人もMBAにはたくさんいます。私も全く当てはまりませんでした。AGOSの説明会に行っても、エージェントと話をしても「珍しいね」と言われたことは数知れません。

  • 技術者
  • ITエンジニア
  • 医者
  • 教師
  • 芸術家

上記5職種は私の同級生や先輩の職歴です。一見するとちょっとMBAとは関係ないような職種であっても、MBA留学している人は実際にいます。

ちなみに理系出身者はかなり少なくて、多分10%くらいだと思います。ですが、ファイナンスは数字分析ですし、データ解析は理系の方が楽しめると思います。

MBAスクール(特に欧州MBA)は多様性を重視しているので、人と異なる経験を持つことは大きな強みとなります。周りに話を聞ける人、情報を得られる機会は少ないですが、どんな経歴であっても努力すれば不可能ではありません。

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