長いMBA受験を経て、MBAスクールから無事に合格をもらうと、いよいよ渡航準備になります。MBA留学を決めてからの流れをまとめてみました。
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所属組織に報告
MBA受験は仕事をしながら臨んでいる人がほとんどだと思います。
社費の場合は特に問題ないと思いますが、私費留学生は留学が決まった後に、休職するか退職するかを選択しなければなりません。
私費留学生のMBA留学後の進路は様々ですが、元いた会社と関係ある仕事に就く可能性もあるので、職場との人間関係はあまり悪くしないほうが良いと思います(苦笑)。
学費の振込
入学を決めたら学費の振込をしなければなりません。複数校受験していて、枠を確保しなければならない人は、デポジットを払うことも必要です。
MBA留学が人生初の留学になる人にとって、海外へ学費の振込(海外送金)自体が初体験のことも多いです。
学費は少なくとも数百万円単位なので、平日の窓口に行って手続きをすることが必要です。私はギリギリ不要でしたが、今はマイナンバーを持参する必要があります。
渡航日の決定
合格するとカリキュラムやスケジュールが、スクールから送られてきます。
最初の数日間から数週間はオリエンテーションが組まれることが多く、チームイベントなども多いので、少なくともコース初日には現地にいるようにしましょう(笑)
ただ、旅行と違って、長期留学の場合は渡航後にもやることがたくさんあります。家探し、ビザの手続き、必要な場合は銀行口座の開設などはそれなりに時間がかかります。
個人的には、一ヶ月ほど余裕を持って渡航することをおすすめします。
授業が始まる1ヶ月位前に渡航するのがおすすめ
航空券の手配
渡航日を決めたら、航空券の手配をします。
日本からどこかへ渡航する場合、日本から往復でとる方法と片道で発券する方法の二択になります。
1年以内に日本に帰国する予定がある人は、往復でとる方が片道あたり安くなることが多いです。一方、いつ日本に帰国するかわからない場合は片道でとることも可能です。しかし、国によっては入国審査で引っかかってしまうことも考えられます。
基本的には合格証明書があれば、大きな問題になることはないと思いますが、できれば在校生や卒業生に確認しておくとよいでしょう。
引越の準備
単身で渡航する場合は少ない人はスーツケースのみ、多くてもスーツケース+何箱かの段ボールで完了する人が多いです。
一方、家族連れの人は引越パックを使う人も多いです。引越パックは荷物が増えれば増えるほど高額になるので、どこまで荷物を持参するのかよく考える必要があります。
海外保険への加入
渡航日も決まって、航空券も予約したら海外保険にも加入しましょう。AIUなどが留学生用の保険を扱っているので、問い合わせてみると良いと思います。
一方、渡航後の短期間を日本のカード保険などでカバーして、その後現地の留学生用の保険に入ることも可能です。実際、その方が安いことが多いです。
しかし、入国時やビザの申請時に海外保険がないと面倒なことになることもあるので、できれば入国後から加入しているほうがよいでしょう。
日本の海外保険は現地保険に比べると高額ですが、慣れていないタイミングで体調を壊すと慣れない言語で対応しなければなりません。
保険は学校側が提携していることもあるので、アドミや在校生にしっかり確認しましょう。
保険についてはアドミや在校生にしっかり確認する
長いMBA受験を経て、やっと合格が決まっても、長期留学の前にはやることがたくさんあります。忙しい日々となるとは思いますが、しっかりスケジュールをたてて臨むことをお勧めします。