日本人のMBA留学生は、だいたい半分くらい既婚者で、さらに半分くらいは子供がいる受験生もいます(Solas調べ)。
既婚者にとってMBA受験もハードですが、やはり留学生活もハードです。
単身にしても帯同にしても家族への負担は大きく、精神的なサポートは不可欠ですし、家族の理解&協力は欠かせません。
今回は、既婚者がMBA留学をする上でのポイントについてまとめてみました。
Contents
生活バランスを考える
MBA留学は基本的にハードスケジュールです。
1年制の場合はカリキュラムだけですでにパンパンですし、2年制であってもプロジェクトやインターン、イベントなどやろうと思えば、とてつもなく忙しくなります。
ただ、既婚者の場合、自分だけの時間ではないので、家族との生活バランスがとても大切です。
まず、家族としっかり話し合いましょう。
そして、MBAの運命共同体であるチームの理解を得ましょう。
欧州MBAの場合、年齢層が高いことも多いので、既婚者も多く、理解がある人がたくさんいます。
それでも、自分でしっかりアピールことは大切です。
日曜日は家族で過ごす、平日は何時までに帰るなど、家族もチームも納得出来る生活バランスを考えることが家族円満・チーム円満の秘訣です。
家族やチームの理解を得られる生活バランスを考える
家族の精神状態に気を配る
家族が海外生活に慣れている場合は大きな問題にはならないかもしれませんが、慣れない海外での生活は、帯同する家族にとって大きな負担になります。
留学の膨大な課題に追われているので、正直本人にも余裕はありません。しかし、そんな状況でもどれだけ家族のサポートが出来るかは大きな鍵となります。
既婚者のMBA留学は、家族という精神的な安定が得られる一方、大きなリスクとなる可能性も秘めています。
語学学校に通う、趣味を充実させるなど、配偶者にとっても有意義な時間となるように最大限サポートすることは、MBA留学を決意した既婚者にとっては必須です。
- 語学学校に通う
- 趣味を充実させる
- スキルアップする
どうしても現地の生活が合わないようであれば、一時帰国や帰国なども選択肢の一つとなります。
家族の精神状態に気を配る
家族で留学しているメリットを最大限活用する
単身での留学で得られるものも多いですが、家族での留学のメリットも多いです。
まず、ヨーロッパは家族優先の文化があるので、多くの人は日本にいる時に比べて、圧倒的に家族の時間が増えます(もちろん本人の努力次第ですが)。
ヨーロッパMBAであれば、旅行にもたくさん行けます。日本からなかなか行きにくい場所に家族で出かけることは、家族にとっても大切な思い出になります。
せっかくに貴重な機会に家族の絆を深めるのことは、とても大切です。
家族で過ごす時間を最大限楽しむ
おまけ:MBA生活での怖い話
いろいろあるのがMBA留学です。恋愛や結婚など明るい話もありますが、怖い話もそれなりにあります。
ドラマのような三角関係の泥沼劇もありますが、既婚者の離婚話も正直、あります。
単身・帯同に関わらず、MBA留学にハマりすぎてしまい、残念な結果に終わった人もいます。
家族の将来を見据えた上で決意したMBA留学なので、本末転倒となることにないよう、思いやりは必須です。
既婚者のMBA留学は大変な面もありますが、楽しいこともたくさんあります。
MBA留学が家族の絆が深まるきっかけになるかは個人の努力次第です。