働き方

ヨーロッパで働く:ランチタイム事情

「食事」とは学生はもちろん、社会人にとっても楽しみにの一つかもしれません。

日本ではランチタイムの外食を楽しみにしていた私ですが、留学時代も会社員の今も外食をほとんどしなくなりました。

今回はヨーロッパのランチタイム事情についてまとめてみました。

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外食

ヨーロッパのランチは基本的に「高い」です。

もちろん地域差はありますが、お店で食べようとすると少なくとも€10はかかります。ヨーロッパのお店は飲み物が無料ではないので、飲み物をつけると€15、約2000円近くかかります。

そして、日本のように回転率が良いことはあまりなく、ランチであっても30分近く待つこともよくある話です。

余談ですが、アジア系のお店はヨーロッパ系のお店に比べると回転率が早く割とすぐ食事が提供される印象があります(文化の違いでしょうか?)。

そのため、ランチに外食するということはかなり少なく、時間とお金に余裕があるタイミングで行く贅沢という感じです。(私の周りだけかもしれませんが・・)

 

マーケット

地域差がありますが、ある程度の規模の地域ではランチタイムにマーケットが開催されたり、オフィス近くに移動ワゴンが来ることもあります。

マーケットではいくつかの店舗がランチを提供しており、店舗での外食に比べると安くかつ簡単に食べることができます。

サンドイッチやポテトはもちろん、スープや肉を焼いたもの、アジア系の料理など種類は様々です。

価格帯はだいたい€5-10くらいです。

ただ、レストランではないので、立って食べたり、会社に持って帰って食べることが前提となります。

冬はさすがに寒すぎてマーケットを敬遠している私ですが、冬でも果敢にマーケットで立ちながら食べている同僚にはある意味尊敬の念を抱いています(苦笑)。

逆に夏は太陽の中、ランチタイムを楽しむ人で溢れています。

このようなマーケットや移動ワゴンは毎週水曜日など来る日が決まっているので、マーケットに合わせてランチを考えている人も少なくありません。

 

社食

会社の規模や入っているオフィスビルによっては社食が併設されている会社もあります。

日本の会社の社食も会社によって様々なように、ヨーロッパの社食も本当に会社によると思います。

美味しい社食がある人が毎日通い詰めるのもいいかもしれませんね。

ちなみに私の会社の社食は一品料理(パスタか肉料理+パン)がほぼ続きますし、そんなに安くないので、私はあんまり通っていません(苦笑)

デリバリー

会社に食堂フロアがある場合、ピザなどのデリバリーを会社に頼むことは結構あります。チームランチや何かのお祝いなどの際に、会社に大量のピザが届くこともあり、結構壮観です(笑)。

ちなみにピザは1枚、€5−10くらいでボリュームもあるので、コストパフォーマンスの良いランチの一つです。

 

パンやサンドイッチ

ヨーロッパには本当にパン屋がたくさんあり、パンやサンドイッチをランチにする人もたくさんいます。

朝、出勤前に買う人、ランチタイムに買い物に出かける人など様々です。

パンであれば数ユーロ、サンドイッチも€5以下なので外食などに比べると安く済みます。

 

お弁当

同僚たちで最も多いランチはお弁当を持参することです。もちろん、日本のお弁当のように凝ったものではなく(苦笑)、かなり簡易です。

国民性もあるのかもしれませんが、私の同僚たちの食への意識はあんまり高くなさそうです(笑)

例)

  • パンにハムを挟んだだけ
  • パンとジャムを持ってきただけ
  • 昨日の夕飯の残り
  • 冷凍パスタを解凍しただけ
  • カップラーメンらしきもの

日本のようにバランスがとれたかつ、コスパの良いランチにヨーロッパで出会うことはほぼありません

やっぱり食文化は日本が誇る文化の一つだと日々実感しています。

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