MBA留学を考え始めた時、ランキングをチェックする人も少なくないかもしれません。
ただ、トップスクールだけがMBAではないですし、MBAに何を求めるかによって視点も変わってくると個人的には思っています。
今回はMBA留学において、トップスクールを選ばないという選択肢についてまとめえてみました。
社費の人はそんな選択肢がないかもしれないので(苦笑)、今回は私費留学生向けに書いてみました。
MBAに何を求めるのか
トップスクールのメリットは数え切れませんが、経済面やスコアなどやはりハードルも高いです。もちろんゴールを見定めて、貯金をするorスコアメイクを達成するなど状況を打開する方法はたくさんあります。
しかし、私費留学生は受験自体を諦めてしまう人が少なくありません。
大きな理由の一つはモチベーションが続かないからです。そのため、高い目標を持てば持つほど時間がかかり、どんどん先延ばしにした結果、最終的に気持ちが冷めてしまうということもあります。
もちろん「MBA留学は必要ない」という決断をすることも大切です。
大切なことは「MBA」に何を求めるかをはっきりさせることだと思います。
MBAという学位なのか、学生生活なのか、海外生活なのか、キャリアチェンジなのか。
その中で「トップスクールを卒業して、外資系金融にてキャリアアップ」などトップスクールある明確な理由があるのであれば、もちろんトップスクールを目指せば良いと思います。
一方、自分にとってランキングやトップスクールがそこまで大きな意味を持たないかもしれない。。と思えるのであれば、トップスクール以外を選択肢に入れてみるのもアリです。
視野を広げるという意味
トップスクールという条件を外すと視野はかなり広がります。その分スクール選びも大変になりますが(苦笑)。
自分の行きたい国、スクールの雰囲気、憧れの先生など自由度がきっと増すでしょう。
世界には本当にたくさんのMBAがあります。最高峰と言われるMBAに集まる人は本当に優秀ですし、エリートだと思います。
しかし、エリートじゃなくても、凡人でもMBA留学を目指すことはできますし、トップスクール以外のMBAに行く意義があるのかを決めるのは他人ではなく自分です。
自分にとって納得のいく選択ができるかが一番大切だと思います。
私費留学生にとって、MBA留学は人生を変える大きな可能性を秘めています。
なぜMBA留学をしたいのか、自分がどうなりたいのか、MBAを活かして何をしたいのか、とことん考えることが本当に大切です。
そして、せっかくの大きなチャレンジなので、周囲の雑音には惑わされず、自分がわくわくできる環境に飛び込む方が楽しいと個人的には思っています。