MBAの書類選考で最も重要なのはエッセイといっても過言ではありません。
エッセイは1日で書き上げるものではなく、時間をかけて完成させていく人が多いので、早めの準備が大切です。
今回はMBA受験のエッセイについて、まとめてみました。
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MBA受験のエッセイとは?
MBA受験におけるエッセイとは、与えられた課題に対して、指定された文字数で自分の意見、経験などを述べるものになります。
自分のキャリアを棚卸して、自分はどういう人間か、どういうことが得意なのか、どういうことを今後成し遂げたいかが初対面の人に伝わるように書き上げます。
書類選考で自分をアピールできる最大の場であるので、CVの職歴と合わせて一貫性のあるストーリーを創り上げることが大切です。
エッセイの文字数
文字数はスクールにもよりますが、1本あたりだいたい200-500 words程度のものが多いです。
課題構成もスクールによって様々で、750 wordsのエッセイ1本のスクールもあれば、200 wordsを3本課すスクールもあります。
エッセイ課題
エッセイ課題はスクールによりますが、よく聞かれるエッセイ課題もあります。
- Why MBA
- 自己PR
- 今までの成功体験/今までの失敗体験
- 短期的なゴールと長期的なゴール
- 自分の強み/弱み
- 自分はどのようにクラスに貢献できるか
また、この課題はインタビューでも聞かれることが多いので、インタビュー対策の際にもエッセイと一貫性を持たせることが必須です。
エッセイ課題はスクールによって傾向が異なるので、在校生や卒業生に内容を確認しておくことをおすすめします。
エッセイ課題や傾向については在校生に詳細を確認する
エッセイとカウンセラー
エッセイは書類選考で自分の個性を最大限アピースできる場ですが、限られた文字数で書き上げなければならないので、最大の山場とも言えます。
文章構成はもちろん、動詞の使い方など非ネイティブにはわかりにくい部分も多いので、カウンセラーと一緒に創り上げる人が多いです。
もちろん一人でできる人もいると思いますが、カウンセラーでなくても、MBAホルダーの先輩、受験先の在校生などに見てもらって客観的な意見をもらうと良いでしょう。
受験先に詳しいカウンセラーや在校生などは、受験先の学校が求めている人物像、クラスの雰囲気などをわかっているはずなので、そういう立場の人からのアドバイスはかなり有用です。
日本で受験生活をしてきた人は英語やGMATの成績を重視しがちですが、留学の場合はエッセイやCVなどを通して、受験生の過去・今・未来を総合的に見ています。
MBA合格への第一歩となる書類通過のために、自分のキャリアを見直して説得力のある書類を作り上げましょう。