「海外で働いている」と聞くとどんなイメージでしょうか?商社マンやエアラインなど華やかな職業をイメージする人も多いかもしれません。
ですが、個人的に、海外就職において「理系」は強みだと思っています。
でも、理系の学位やその経験はヨーロッパ就職にかなり有利に働いたなと個人的には感じています。
今回は、理系や技術職が海外就職で有利な理由についてまとめてみました。
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言語に左右されない専門性がある
技術職は専門職と言われることが多く、専門知識やスキルが身につきやすいです。
そして技術職で身につく専門性は日本だけではなく、海外でも通用することが多いです。
日本である程度、技術職の専門性を磨けば、その経験を生かした海外就職の道も開けてきます。
海外での求人が比較的多い
海外での就職活動において、最難関はビザです。
ビザは職種によっても出やすさが異なり、現地で足りていない職種(求人が多い職種)に対しては比較的ビザが出やすくなっています。
最近、ヨーロッパで求人が多いのは圧倒的にエンジニアです。プログラマーはもちろん、IT系の技術職は多くの国で不足しているので、チャンスは多いといえるでしょう。
ただし、最近は非常に優秀なインド人材が増えてきています。チャンスが多い状態がいつまで続くかはなんとも言えません。
ちなみにデータサイエンティストも専門職ですが、母数としてはエンジニア求人の方が多いと思います。
英語力がそこまで高くなくても大丈夫
専門職の場合、言語やグラフなどのデータで意思疎通することが可能なことも多いです。
そのため、ネイティブのような英語力でなくてもなんとかなります。
技術職の場合、英語力より圧倒的に専門性が重視されるのです。そのため、英語力が低いことがそこまで不利に働きません(もちろん高いに越したことはないと思いますが)。
一方、営業職などコミュニケーション能力が重視される職種になればなるほど、高い英語力が求められると思います。
専門性が高ければ、国にとらわれずに働ける可能性が広がります。海外で働いてみたいと考えている人は「技術職という選択肢」を考えてみると、視野が広がるかもしれません。