日本の大学受験と同じく、MBA受験でも複数校に出願する人が多いです。しかし複数校出願するということは受験料もかかりますし、スクールに合わせたエッセイをそれぞれ書き上げる必要があります。そのため、やみくもに受験するのではなく、ある程度絞って受験する人が多いと思います。
今回は出願校の選び方についてまとめてみました。
Contents
出願したいスクールをリストアップする
MBAフェアや在校生ネットワークなどを駆使して、出願したいスクールをリストアップしましょう。この時点ではドリームスクールも込みでひたすらピックアップするのもありです。
合格可能性について考える
アメリカMBAほどではありませんが、ヨーロッパMBAでもスクールごとに出願要件が決められています。
ヨーロッパMBAでは多少GMATスコアが低くても合格が出るという話はよく聞きますが、明らかにスコアが足りない場合は出願したとしても合格する可能性は限りなく低いでしょう。
自分のスコアを踏まえた上で、ドリームスクール、合格圏内のスクール、ほぼ受かると思われるスクールなどをグルーピングしておくと良いでしょう。
優先順位をつける
リストアップしたスクールから優先順位をつけましょう。出願直前になるとバタバタしてゆっくり考えている余裕もないこともあるので、事前にある程度志望度を決めておくことはとても大切です。
出願スケジュールについて考える
出願するスクールが具体的に決まってきたら、スケジュールを考えましょう。
優先順位が高いスクールから出願して、早く選考を終わらせるというのも一つの方法です。
また、合格圏内のスクールから先に受験して、インタビューの場数を踏んで、ドリームスクールに挑むという戦略もありです。
ただ、優先順位が低いスクールの合格が早く出た場合は、枠を確保するためにデボジットを支払う必要もあります。
枠を確保するためのデポジットが必要な場合もある
複数校出願している場合はインタビュー時期がかぶることも考えられます。特に、現地でのインタビューを選ぶ場合は、しっかりスケジュールを立てなければなりません。
カウンセラーと相談しながら出願スケジュールを決めることをおすすめします。
出願準備をする
出願スケジュールが決まったら、優先順位の高いスクールから準備を始めましょう。エッセイやCVをスクールに合わせてしっかり準備するとなると、それなりに時間がかかります。
締め切り直前などになると余裕がなくなる可能性もあります。時間が足りないと思われる場合は、優先順位を低いスクールの出願を諦めるというのも一つの判断だと思います。
数あるスクールの中から受験校を選び、優先順位を決めるのは簡単ではありません。ただ、このプロセスはいろんな意味で大切なので、時間をかけてじっくり決めることをおすすめします。