MBA留学をすれば「ネイティブのように英語がペラペラになる」と思っている人もいるかもしれません。
しかし帰国子女でない限り、純ドメからネイティブのように話すことは正直、難しいと思います。
ここでは、MBA留学だけではなかなか身につかない英語力の現実と、英語力を上げるための対策についてまとめてみました。
ネイティブのように綺麗な発音で話せる
帰国子女や子供の頃から英語環境にいた人に比べると、日本人英語の発音はなかなか直りません。どんなにネイティブと会話したとしても、話すだけで発音を矯正することは難しいと思います。
BBCなどの英語ニュースや、TVドラマなどで本場の発音をできるだけ耳に入れるなど、地道な努力が大切です。
ニュースやTVドラマなどで耳を鍛える
スラングを含むイディオムを使いこなせる
ネイティブが使うイディオムを完璧に使いこなすのもかなり大変です。残念ながら、日本でどんなに勉強しても、聞いたことのない使い方はたくさんありますし、スラングなどはどんどん新しいものが出てきます。
ネイティブとの会話や本やニュースの中で使い方を確認しながら学んでいきましょう。仲の良いネイティブの友人から、定期的に教えてもらうこともおすすめです。
地道ですが、単語力帳やアプリで単語力強化もとても大切です。
ネイティブとの会話から盗む＆語彙力強化
完璧な文法で美しい英語が話せる
たとえネイティブであっても美しい文法を話すとは限りません。むしろ日本人の方が文法をしっかりやっているので、文法的に正しい英語を書くこともあります。
そんな文法が得意な日本人ですが、MBA留学中は文法を気にしている余裕はあまりありません。SpeakingにしてもWritingにしても、文法よりも伝えることに必死になります。
そのため、文法に対する知識が伸びるということはあまり期待しない方が良いでしょう。
文法を綺麗に話したい場合は別途、文法の勉強をしたり、Speakingのオンライン講座を受講するなどしたほうが良いと思います。
Speakingのオンライン講座を受講
個人的な意見ですが、MBA留学しただけでネイティブのような英語を話すことは難しいです。
しかし、英語で伝えなければならない機会が圧倒的に増えるので、総合的な英語力は上がります。
英語は時間がかかりますし、いつまでたっても完璧にはなりません。常に勉強し続ける姿勢を持ち続けることがとても大切です。
