海外で求人に応募するためにCVは必須です。
今回はヨーロッパで働くことを目指す人がCVを書く上でポイントとなることをまとめてみました。
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CVと職歴
欧州では今まで何をしてきたのかが、とても重視されます。例えMBAホルダーであったとしても、前職でどのようなキャリアを積み上げてきたかが重要で、職歴と関連のない仕事に応募して書類が通ることはほとんどないと思います。
- データ解析の仕事に応募しているのであれば、前職でどんな分析をやってきたのかをわかりやすくまとめる
- MBAを通じてマーケティングよりの仕事にキャリアチェンジしたいのであれば、データ解析の実績+MBAでのマーケティング経験をアピールする
応募するポジションによって求められるスキルは異なるので、Job Description(募集要項)を元に、ポジションにマッチするように職歴欄を柔軟に変更すると良いでしょう。
CVと会社情報
CVにはポジション名、会社名に加えて簡単な会社情報も記載するのが一般的です。
TOYOTAなどのグローバル企業は別として、ヨーロッパで日本の会社はそもそも知られていないと仮定して、だいたい1-2文程度で以下の情報をまとめると良いと思います。
- 会社名
- 従業員数
- 売上規模
- ビジネス概要
CVとポジション名
CVに記載するポジション名はとても大切です。Data Analyst、IT Enginieer、Marketing Managerなど広く知られているポジションはそこまで問題ないかもしれません。
しかし、日本での部署名や役職名は、会社を何も知らない人にはわかりにくいことも多いです。一般社員の場合、役職名がないこともありますし、純ドメの会社の場合は部署の英訳がないこともあります。その場合、自分でポジション名を考えたり、英訳する必要があります。
日本語をそのまま直訳しないで、自分の仕事がわかるようにうまく訳すことが大切です。社内に海外向けに取引をしている人がいればその人に聞いてみるのも良いと思います。
「第一技術部、エネルギー推進課」をそのまま「First Department Energy Department」と訳しても何をしているのか、よくわかりません。
もし、この部署で水質調査の解析をメインでやっているとしたら、「Enegy Department, Water Analysis Team」など記載すると良いでしょう。
欧州転職を目指す日本人にとって、書類選考を突破することが最大の難関と言っても過言ではありません。
たった数枚ですが、自分がいかに魅力的な人間であるかをアピールすることがとても大切です。