今は多くの会社にオンラインで応募することができるので、どこにいても就職活動をすることはできます。
現地語が話せないといけない仕事があるのも事実ですが、国際都市では英語が話せれば大丈夫という求人も多く見かけます。また専門職(エンジニアなど)は言語よりもスキルの方が重要視されています。
ここでは、欧州で仕事を探す方法についてまとめてみました。
Contents
大学などで開催される説明会(学生の場合)
日本と同様、大学の就職課が説明会を開催しています。ここでリクルーターや人事とコネクションを作ったり、紹介されたインターンなどを経由して仕事を見つることができます。
ただ、これは現地学生向けのことが多いので、現地語が流暢に話せるなどのスキルがないと対象にはなりにくいかもしれません。
Linkedinを含むSNS
欧米でよく使われている主に社会人向けSNSとして有名なのがLinkedinです。
自分の学歴、職歴などを公開することで、リクルーターに対して自分をアピールすることができます。
公開されている求人に直接応募することもできますし、卒業生などのネットワークを使って仕事を見つけるまたはアドバイスをもらうこともできます。
また、twitterやfacebookで求人募集がされることもあります。
特にスタートアップなどは大手の求人サイトではなく、facebookのグループ内で募集していることも多いです。スタートアップを考えている人は「場所×Startup」などのグループ情報をチェックするといいかもしれません。
求人サイト
日本でいうリクナビやDODAのような求人サイトが海外にもあります。現地語のみで募集している求人もありますが、英語の求人もあります。あまり数はありませんが、日本語の求人サイトもあります。
ワンクリックで応募できる場合もありますし、最新求人をメールで知らせてくれる機能もあるので登録しておくと便利です。
社員の紹介
日本の外資系でよくある話かもしれませんが、欧州でもすでに在籍している社員の紹介で仕事が見つかることがあります。
実際、私の所属している会社でも定期的にポジション募集のメールが配信されています。
働きたい会社で働いている人を見つけて、ポジションが空いていれば紹介してもらうことができるかもしれません。
エージェント
海外就職を目指す日本人向けのエージェントもあります。日本の転職活動と同様にカウンセラーとの面談、求人紹介、選考という流れを踏みます。
ただそこまで案件は多くないので、職歴がしっかりしている人、欧州での就労経験がある人、配偶者ビザなどをすでに持っている人が対象である印象を受けています。
直接企業のサイトから応募
働きたい企業がはっきりしている場合はその企業に直接応募することもできます。
日本と違って、自社のウェブサイトに求人を掲載している会社も多いので、行きたい会社がある場合は定期的に求人情報をチェックしましょう。
日本での就職活動、転職活動に比べると簡単ではありませんが、欧州で仕事を見つけることは不可能ではありません。
ただ難易度はその人のスキルや経歴に依りますし、運と縁の要素も多分にあります。
個人差が激しいですが、自分の可能性を広げるためにチャレンジすることは決して無駄にはなりません。