書類選考を無事通過すると最終選考としてインタビューに呼ばれます。
書類選考に通るということは、学校としても「話をしたい応募者である」と思ってくれているということなので、インタビューの場でしっかりアピールして合格を掴み取りましょう。
今回はMBAインタビューの基礎とその対策についてまとめてみました。
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インタビューを受ける方法:現地 or Skype
スクールが大きく受験生が多い学校では、予めインタビューの日程が決まっていることもあります。
さらにインタビューだけでなく、在校生との座談会が設定されている学校もあるので、キャンパスビジットを兼ねて現地でインタビューを受ける人もいます。
現地に行くことで学校の雰囲気を実感することができますし、時間とお金に余裕があれば現地インタビューが良いでしょう。
ただ、私費留学だと直前に何日も休んで現地に行くことは現実的ではないかもしれません。多くのスクールはSkypeのインタビューに切り替えてくれると思います。
また複数校受けていることもあると思うので、インタビューをどう受けるかは書類を提出する時点でしっかり考えておくことをおすすめします。
インタビューの質問内容
インタビューの内容は学校によって異なりますが、CVやエッセイに基づいた一貫したストーリーをしっかり作り込むことが大切です。
エッセイ課題と似ていることも多く、以下のような質問についてわかりやすく答えられるように準備をしておくことが大切です。
- 自己PR(30秒から1分ほどでまとめる)
- 今までの成功体験/今までの失敗体験
- 短期的なゴールと長期的なゴール
- 自分の強み/弱み
- 自分はどのようにクラスに貢献できるか
また書類選考と違って、コミュニケーションが続くので想定できないような質問が問われることも多々有ります。
どんな質問であっても、自分なりの考えを伝えられるように準備しておくことが大切です。
インタビューの実施時間
インタビューの時間はかなり短いです。だいたい15分から30分程度、長くても1時間で終わってしまいます。
その短い時間の中で質問に対して簡潔にわかりやすく回答し、かつ自分をアピールする必要があるので、入念な準備が重要です。
特に純ドメ環境にいる人は、日頃から英語を話す状況を自分なりに作り出しておくと良いでしょう。
インタビュー対策とエージェント
インタビュー対策を一人でやるのは大変なので、AGOSなどの大手や個人でインタビュー対策をしてくれるエージェントを活用するのは有効です。
個人的には少人数で行っているクラスに参加するのが良いと思います。
自分のキャリア、考え方などを実際に他人に話すと矛盾点に気づくことができますし、自分の英語の癖などを指摘してもらうこともできます。
周りにMBAホルダーや一緒に受験勉強している人がいる場合は、その環境を活用することもとても良いと思います。
インタビューまで呼ばれれば合格まであと一歩です。
しかし、ここで不合格となる人がいるのも事実です。
もちろんインタビューによって面接官が学校の雰囲気に合わないと感じる場合や、応募者自身が学校との不一致を実感する場合は不合格となる方がお互いのためになるでしょう。
書類選考がメインとなるMBA受験において、インタビューは直接のコミュニケーションができる貴重な機会なので、準備を万全にして臨みましょう。